断捨離第二章スタート (1)車を手放す

車を手放したら、荷が軽くなりました。

 我が家には、セダンとコンパクトカーの2台の車があったのですが、ほとんど乗らないセダンの車を処分しました。車を1台だけにしたいと考えていたものの、タダ同然の買取価格に加えて、メンテナンスや修理に金額をかけてしまったことを考えて、「損したくない気持ち」から、手放すことを躊躇していました。
 
「手放して楽になりたい」という潜在意識と、「二束三文で売却したら、大きく損してしまう」という顕在意識(根拠のない恐怖心)がせめぎ合っていました。
 
 けれども、段々と、「手放したい」という本心に蓋をし続けていることが重荷に感じるようになりました。損得勘定で考えているとなにも行動できなくなってしまうことに気付いて、廃車の買取業者に買取を依頼しました。年式が古くて人気がない車種だったので、スズメの涙ほどの買取価格でしたが、車という大きなものを手放したことで、「モヤモヤ」した気持ちから解放されて、心が軽くなりました。おかげで、庭に車1台分の空きスペースができて、「窮屈」な感じがなくなりました。

車を手放したことによるメリット

1.節約になる
車を維持していくためには、ガソリン代・自動車税・車検費用・自動車保険・タイヤやオイル交換などの
消耗品費・修理代・駐車場代等々、多くの費用がかかります。さらに車両の減価償却を支出に含めると毎月の維持費が、家計の負担になっていることが分かります。

2.ストレス軽減になる
私の場合、2台あった車を1台に減らしただけなので、車を手放したことのメリットを100%お伝えできませんが、車を所有しないことで、無用なストレスや危険因子にさらされることを軽減できます。

車を運転していると、交通ルールを守らないドライバーや歩行者に遭遇することがあります。
そのために、無意識のうちに神経を酷使していることがあり、目的地に着いた時にはクタクタになっていることもあります。交通事故の加害者になってしまったら、一瞬にして犯罪者になってしまう
可能性もあります、車の運転はストレス解消にもなりますが、一歩間違うと凶器になってもしまい
ます。

3.庭に空きスペースができる
敷地内に車を駐車している場合には、車を止めている場所が塞がれています。しかし、車を手放して
しまえば、車を置いていた場所に空きスペースができるので、スッキリと解放感が生まれます。

車を手放して大正解でした。

 車を手放して正解でしたが、手放すことには覚悟が必要でした。その理由は、「購入金額と修理に使った金額」を計算してしまって、思い切って「損切り」することをためらっていたからです。
 
 手放したいという気持ちは強かったのですが、頭で考えてしまうと、「手放すと損をする」という思考が働いて、本心にブレーキをかけてしまっていたのです。損得勘定で考えると、いつも同じ思考に囚われてしまって、目の前の物や出来事に対してだけの狭い視野でしか物事を考えられなくなってしまいます。
 
 一見損したように見えても、長い視野で考えたり、物事を俯瞰して考えてみると、目先の利益よりも、「心の声」に従った方が、結果としてベストな選択だったことに気が付きます。
 
 車に限らずに、本当は所有物を減らして「スッキリ暮らしたい」と望んでいても、損得勘定で考えて、処分することを先送りにし続けることで、その所有物の金銭的価値をはるかに上回る「精神的な負荷」を感じ続けることになるので、思い切って「処分」していくことで、心にかかっている無意識の負荷を軽減させることができると思います。

 物を手放して、頭の中と心をスッキリさせていきましょう。

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